wordpressをdockerで立ち上げる手順は公式を含めて色々な方が書かれていますので、設定ファイルをgithubにあげてできるだけ簡単にできるようにしました。
めんどうな説明は良いからとりあえず動かしたいんじゃい!というせっかちな方は是非使ってみてください。
対象
- ある程度コマンドラインでの操作ができる方
- dockerとdocker-composeがセットアップ済の方
すぐ動かしたい方向け
設定ファイルをダウンロードする
設定ファイルが置いてあるリポジトリです。
github.com
右上の「Clone or Download」をクリックして、出てきたポップアップの「Download zip」をクリックしてください。
ダウンロードしたファイルを解凍する
ダウンロードされた「docker-wordpress-test-master.zip」をダブルクリックなりで解凍してください。
「docker-wordpress-test-master」というフォルダができるはずです。
適当に作業用のディレクトリに移動しておく事をおすすめします。
コマンドからdocker-composeで立ち上げる
# ↑で解凍したディレクトリに移動して(ディレクトリの位置は各自調整してください) $ cd ~/Downloads/docker-wordpress-test-master # コンテナを立ち上げる $ docker-compose up # たくさんログが出てきて # [core:notice] [pid 1] AH00094: Command line: 'apache2 -D FOREGROUND' が表示されればOK
ブラウザからwordpressを表示する
を叩いて、wordpressの画面が出てくれば成功です。
XXXしたいんだけど!
wordpressのバージョン変えたい
「docker-compose.yml」の「wordpress:5.3.2-php7.4」 の「5.3.2」を変えてdockerを再起動してください。
「5.3.2」の部分がwordpressのバージョンです。
phpのバージョン変えたい
同じく「docker-compose.yml」の「wordpress:5.3.2-php7.4」 の「7.4」を変えてdockerを再起動してください。
「7.4」の部分がphpのバージョンです。
mysqlのバージョンを変えたい
同じく「docker-compose.yml」の「mysql:5.7.20」 の「5.7.20」を変えてdockerを再起動してください。
「5.7.20」の部分がphpのバージョンです。
試してないですが、mysqlの8は認証周りが変わっていたりして、動かないかもしれません。
wordpressをカスタマイズしたい
画面から編集しても良いですし、ファイルを直接編集したい場合は「wordpress」ディレクトリ内のファイルをいじれば反映されます。
mysqlにつなぎたい
↑の画像はSequelProを使っている場合ですが、
key | 値 | 備考 |
---|---|---|
ホスト | 127.0.0.1 | 固定 |
ユーザー名 | admin | 固定 |
パスワード | rootpassword | |
データベース | exampledb | |
ポート | 3306 |
でつながります。
「パスワード」「データベース」「ポート」はdocker-compose.ymlに書いてあるので、書き換えれば任意のものに変更できます。
2020/02/16追記
テーマをアップロードしようとすると、「辿ったリンクは期限が切れています」エラーとなる対応を入れました。
コード的にはここ。
upload.ini
memory_limit = 128M post_max_size = 20M upload_max_filesize = 20M max_input_time = -1 max_execution_time = 120
docker-compose.yml
- ./docker/wordpress/upload.ini:/usr/local/etc/php/conf.d/uploads.ini
Update docker-compose.yml · daisuke-fukuda/docker-wordpress-test@152db78 · GitHub
Create upload.ini · daisuke-fukuda/docker-wordpress-test@5e4802b · GitHub
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